ヨーロッパ・コーリング・リターンズ
こんにちは😃daikihoです
読んだ本の感想や、子育て、宝塚観劇記録、日々の雑記など‥気ままに書いております。
ブレイディみかこ著「ヨーロッパ・コーリング・リターンズ」を読みました。
人権、貧困、格差などなどに係るニュースは、「みんなが幸せになる方向からぜーんぶ反対にしてみた!」みたいなものばかりで、実は私はそういうパラレルワールドにいるのでは…という気持ちになるときがあります。
世界の中で日本だけがおかしなことになってるのかと思っていましたが、この本を読んで、世界もおかしなことになってるのか…、と驚きました。(それでもやっぱり日本は異常だと思いますが…)
「え、日本の話じゃなくて?」みたいなエピソードがあちこちにあります。
本を読んで、イギリスもひどい人権問題や格差があるんだ…と驚きましたが、一方で、社会運動との距離感とか姿勢が、やっぱり日本とは違うよなぁ、とも感じました。
そういえば、最近映画「メリーポピンズ」を久しぶりにみました🎬
ストーリーに関係なく、また悲壮感なく登場人物が労働運動に参加してたり、女性参政権訴えてたりして、子供向けの作品でそういった描写があるものをみて育つというのも、そういった姿勢に影響があるのかなぁと思いました。
イギリスの人たちの動きを知ると、「こんな社会おかしい!」と思っても、じゃあ今すぐデモ参加しますか?と言われればハードル高いし、真面目に選挙には行きます…ぐらいでなかなか動けない自分に気付かされました。
2014年〜2021年のブレグジットやコロナ禍の様子が時系列で読めるのでよい復習になります。是非読んでみてください📕